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八戸で地域の魅力「女子目線」で探り発信 活動成果の電子書籍や動画配信も

キックオフミーティングの様子

キックオフミーティングの様子

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 女子目線から地元の魅力を探り発信する「38ローカルデイズプロジェクト」のキックオフミーティングが7月27日、YSアリーナ多目的室(八戸市売市)で開かれた。

キックオフミーティング集合写真

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 プロジェクトは女子目線による地元企業の魅力の調査・情報発信・共有することで、地域への人材定着・地域振興につなげることを目指すもので青森県三八地域県民局が主催。青森県立八戸高校、八戸工業大学第二高校、八戸学院光星高校、八戸聖ウルスラ学院光星高校が参加する。八戸電気工事業共同組合など業界団体5団体と地元企業10社が協力し、「ビーエフエム」が実施する。

 高校生リポーターズは活動の中で、自分目線の魅力を見つけ、魅力をまとめ上げ、その魅力を周りの人へ伝える。スキルアップ勉強会では、各業界より講師を招き、写真撮影・インタビュー等のポイントを学んで行く。来年2月11日には、「はっち」シアター2(三日町)で、「女子目線の地元の魅力共有会」を開催し活動成果を発表する。並行して、活動成果を「e-book(電子書籍)」として発信。当日の模様は、録画・収録されユーチューブと「BeFM」特別番組として配信する。

 キックオフミーティングでは女子高生や企業・業界団体などの関係者が一堂に会し、概要説明や事業内容の説明を行いゴールの共有と親睦を図った。会場では発熱症状の確認や消毒液による手指の消毒、会場の換気などの感染症感染防止策を行った。

 青森県三八地域県民局地域連携部副参事の杉田三生さんは「プロジェクトは今年で2年目。女子生徒の女子の目線で、地元の企業やその企業で働く人達の生活の魅力を、若い世代を中心に、また若い世代の親御さんや高校の先生などに、広く情報発信して共有することが、若い人の地元の定着の促進・地元の活性化につながるという思いでやっている」とプロジェクトへの思いを話す。

 参加した八戸高校2年の沢村紋音さんは「今回参加してさまざまな企業の方と話しをして、自分の考え方に広がりが出たため、それを今後の調査に生かして行けたら」、同三浦凛さんは「今回このキックオフミーティングを通して、今まで関わったことのない企業の方と話ができて、多くのことが学べた」と学校外での新たな学びを得た様子だった。

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