ソフトクリームやクロッフルなどを販売するスイーツ・軽食店「森ごち」(八戸市沼館4)が8月8日、ショッピングセンター「ピアドゥ」フードコート内にオープンした。
「森ごち」は、三八商事が運営。同社は以前「森のごちそうや」というレストランを八戸市内の別の場所で営業していたが、時代の要請に合わせ、場所や形、提供する商品を変え、新たに「森ごち」という名前で出店することになった。
同社では「想像以上に長引くコロナ禍で、飲食の経験を生かしてお客様や地域の皆さまを勇気づけたい思い、このタイミングで、地域のコミュニティの場『ピアドゥ』内に出店することを決めた」と出店の動機を話す。「今までの経験と実績を生かし、私たちの提供する料理を笑顔で楽しんでもらい、できれば希望の光となれれば」とも。
同店のコンセプトは「新しいもの」と「昔ながらのもの」の融合。若い世代の関心が高い新感覚の商品はもちろん、バナナジュースやナポリタンなど昔から多くの人に食べられてきた商品も取り扱う。ナポリタンは、今後販売を予定する。
看板メニューは韓国発祥でSNSでも話題の「クロッフル」(230円~)。クロワッサンをワッフル状にしたスイーツで、外側がサクサク、中はモチモチした新食感を味わうことができるという。種類は、プレーン(230円)、シナモンシュガー(240円)、ミルクチョコ(260)円、フルーツクロッフル(380円~)。「豆乳ゆばシュー」(230円)は「森のごちそうや」時代からの人気メニューで生地の中にゆばが練り込んであり、豆乳カスタードのほどよい甘さが特徴という。たくさん食べても飽きない味を工夫する。
店長の佐藤千春さんは「9月~10月には、秋の旬のフルーツ、食材を使った新メニュースイーツを提供する予定。このような時代だが、今後も食を通じて、美味しさ・真心・笑顔をお客様にお届けしたい」と意欲を見せる。
営業時間は10時~21時。