アイスホッケー・アジアリーグの「東北フリーブレイズ」をPRするブース「東北フリーブレイズロード」が9月24日から、JR八戸駅構内に開設されている。
取り組みではJR東日本とフリーブレイズを運営する東北アイスホッケークラブ(福島県郡山市)が八戸市の協力の下で相互に連携し、フリーブレイズのホームリンクで通年型アイスリンクの「FLAT HACHINOHE」(八戸市尻内町)を中心とした八戸駅西地区の活性化を目指す。
八戸駅構内では、1階西口のエキナカギャラリーと2階の東西自由通路に「東北フリーブレイズロード」と題したブースが設けられ、1階西口のエキナカギャラリーでは縦2.5メートル×横9.5メートルの試合日程付き巨大ポスターや選手全23人それぞれの写真やプロフィールの紹介パネル、2F東西自由通路にはゴールキーパーのユニフォームと防具が展示されている。構内各所にはフリーブレイズのポスターやのぼりが掲示されているほか、選手が試合スケジュールや乗車マナー、JR東日本からの情報を紹介するアナウンスが流れている。
駅利用者はポスターやなかなかじっくり目にすることがない防具などに足を止めて見入っていた。
JR八戸駅の杉澤春樹さんは「駅西口の活性化とフリーブレイズと八戸駅双方の盛り上がりを期待している。ファンの皆様には駅と試合会場を往復する道のりも楽しんでもらいたいと思う」、東北フリーブレイズの若林クリス総監督は「選手たちのモチベーションもあがり、ファンの皆さんも装飾を見ながら試合を楽しみに会場に足を運ぶことになるのでチームにとってとても力になる。我々は地域に根付いて愛されるチームを目指しているので、こういった環境を作って頂けたことは起爆剤になる。地域に貢献しながら、試合に勝って明るいニュースを提供できれば」とそれぞれ話す。
今後はフリーブレイズやFLAT HACHINOHE、JR東日本のプロモーションムービーなどが上映されるほか、フリーブレイズの試合会場では、JR東日本の宣伝スペースが常設されるほか、商品のPRアナウンスも行われることになっている。
フリーブレイズは国内5チームによるリーグ戦「ジャパンカップ2021」に参戦中。開幕から4試合を終えて2勝2敗。今後の八戸での試合日程は10月16日、17日がレッドイーグルス北海道戦、10月30日、31日が横浜GRITS戦、11月20、21日ひがし北海道クレインズ戦が予定されている。試合開始は土曜日は17時、日曜日が15時。