アニメーション作家、イラストレーター、絵本作家の大桃洋祐さんの絵本原画展「ぼくらのまちにおいでよ」が現在、八戸ブックセンター(八戸市六日町)で開かれている。
大桃洋祐さんは1985(昭和60)年生まれで千葉県出身。東京芸術大学デザイン学科、同大学院修了後にフリーランスのアニメーション作家としてNHKEテレの「おかあさんといっしょ」「みんなのうた」などのテレビ番組や「ティファニー×ゼクシィ」「ローソン」などのプロモーションムービーのアニメーション制作に携わった。2018(平成30)年ごろからは、絵画やイラストレーションの制作も始めた。
2020年11月には、初めての絵本「ぼくらのまちにおいでよ」を出版。同書では、さまざまな店でさまざまな動物が仕事に就き、人と動物が一緒に暮らす街の様子が描かれている
八戸ブックセンターの森花子さんは「大桃さんは最近、新作の絵本『ハムおじさん』を出版したばかり。同書の原画も特別に飾っている。どこよりも早い展示になるので、ぜひ見逃しのないように来場してほしい。グッズの販売も行っているので、そちらも楽しんでもらえれば」と話す。「絵本を通して観る絵と原画のタッチは少し異なるので、近くで見て原画の雰囲気や色を楽しんでもらいたい」とも。
開館時間は10時~20時。火曜定休(祝日の場合はその翌日)。入場無料。11月21日まで。