青森県内のワイナリー3社が12月3日、新酒ワインを共通のブランド「アオモリヌーヴォー」として発売した。
青森県産ワインの認知向上と普及を目的とする同企画。澤内醸造(八戸市)の澤内昭宏代表が弘前市のGARUTSU(ガルツ)<白神ワイナリー>、鶴田町のWANO(ワノ)ワイナリーに呼び掛け、2社が賛同して「アオモリヌーヴォー」の製造、販売に取り組む。
新酒ワインは5種類。澤内醸造はスパークリングワイン「POP(ポップ)ケルナー2021」で、八戸市南郷産の白ブドウ「ケルナー」を使う。価格は1,760円。GARUTSUは八戸市南郷産の白ブドウ「ポートランド」を使用し西目屋村の白神ワイナリーで醸造したスパークリングワイン「Usagi(ウサギ)2021」で、「南部と津軽の合作」となる。価格は1,650円。WANOワイナリーは「津軽の四季2021」3種類を発売。津軽産の「キャンベルアーリー」を使用した赤ワインと「ナイアガラ」を使用した白ワイン、スチューベンを使用した「ロゼ」の赤ワインで、価格はそれぞれ1,980円。
澤内さんは「アオモリヌーヴォーを通して青森県内のワイナリーが一つになり、協力し合って、県内外に情報を広めていければ」と意気込む。
販売本数は各300本の合わせて1500本。各ワイナリーと青森県内のユニバース各店で限定販売する。