八戸圏域を中心に活動している女子高生(=JK)によるまちづくりプロジェクト「JKchanプロジェクト」が4月1日から、ライブコマースで地域を応援していく販売支援を行う
同プロジェクトのメンバーはコミュニティー放送局「BeFM」で毎週15分間のラジオ番組を担当するほか、昨年7月にはコメンテーターに慶応義塾大学特任准教授の若新雄純さんを招いてのトークイベントを開催。10月には八戸市長選挙の公開討論会も開くなど幅広い活動に取り組む。
販売支援では、八戸圏域のアンテナショップ「8base」(東京都千代田区)のオンラインショップ「エイトベース公式オンラインショップ」で、ライブコマースによる販売支援プロジェクト「エイトベース×JKchan ライブコマースで八戸地域全力応援プロジェクト」に取り組む。
ライブコマースとは、動画のライブ配信と商品紹介を組み合わせたインターネットによる販売手法。同プロジェクトのメンバーがライバー(=配信者)を務めな、八戸圏域の魅力的な商品を全国に向けて紹介していく。商品開発の背景や、普段見ることのできない工程、生産者や事業者の思いなども発信する。
長引く新型コロナウイルス感染症の影響で、八戸圏域でも祭りやイベントの中止や規模縮小により観光客の激減。観光や土産品などをはじめ多くの産業が打撃を受けている状況を受けて、「ライブコマース」による販売支援を発案したという。
ライブ配信は、エイトベースの公式オンラインショップ内で行う。同プロジェクトの公式ホームページ内には特設ページを開設し、ライブ配信では伝えきれなかったエピソードやバックストーリーを配信していくという。
同プロジェクトメンバーのあんなさんは「私たちは、生まれながらにしてデジタルネーティブの『Z世代』と呼ばれる世代。『消費の在り方を変える』ともいわれる私たち世代の情報発信力の活用で販売を支援し、地域を盛り上げたい」と話す。ポリッピーさんは「コロナ禍ではなかなか難しい『対面販売』をネット上で行うことで、少しでもコロナ前の雰囲気を味わってもらいながら商品を購入してもらうことで地域を盛り上げていければ」と意気込む。
初回のライブは4月1日15時配信開始。