日本で唯一の女性だけの流鏑馬(やぶさめ)大会「桜流鏑馬」が4月23日・24日、十和田市中央公園やぶさめ会場(十和田市西三番町)で開かれる。主催は十和田流流鏑馬観光連盟。
2004(平成16)年に始まった同大会は、コロナ禍の影響で2020年の17回大会を中止。今回で第19回となる。大会事務局を務める十和田乗馬倶楽部(クラブ)によると、日本各地で行われている流鏑馬は多くが奉納神事で行われ女性は参加できないため、女性のみが参加できる大会を開いたという。
大会には全国から選手が参加し、桜並木の下を駆け抜ける手作りの華やかな衣装にも注目が集まる。競技のほか流鏑馬立射演武、フォトコンテスト、ふれ合い乗馬体験なども行う。
大会の模様は収録しユーチューブで4月29日に配信を予定する。「会場を訪れることができない方にも流鏑馬を楽しんでほしい」という。
開催時間は10時~14時。入場無料。入場時にはマスク着用、検温、手指の消毒への協力を求める。