八戸市在住の写真家2人による写真展「朝焼けのように」「放熱スル夜」が現在、八戸市美術館で開催されている。
八戸市内で撮影した写真、合わせて約170点を展示。「朝焼けのように」ではえんぶりや三社大祭、蕪島のうみねこの写真、「放熱スル夜」では2012年~2016年ごろの八戸市内のクラブイベントの写真と2人で全く違ったジャンルの写真を展示している。
「朝焼けのように」を撮影したmamoさんは、八戸市出身で写真ブログ「すぐそばふるさと」を運営。八戸えんぶりに携わる人々を捉えた写真集「えんぶりといきる」を自費出版している。同タイトルの写真展を2018(平成30)年10月に池袋で、2019(平成31)年に八戸で、それぞれ開催した。「放熱スル夜」を撮影したフォトレツさんも八戸市で生まれ、全日本写真展2021青森県優秀賞、全日本写真展2020銅賞などの受賞歴がある。
フォトレツさんは「普段は行けない、見たことがない、物騒だけど楽しそうな週末の八戸、クラブシーンを撮影した。いろいろな人に見てもらいたい」と呼びかける。mamoさんは「コロナ禍で八戸市内はお祭りやイベントが中止になっているが、過去に撮った写真をまとめて2年間を振り返ったとき、いろいろな八戸の表情があった。全く違う作風でをまとめて、八戸って面白い街だなと改めて感じることができた」と話す。
5月7日には、ゲストにアートコーディネーターの今川和佳子さん、進行にフリーアナウンサーの石岡知華さんを迎え、2人のギャラリートークを開催する。
写真展は5月9日まで。開催時間は10時~19時(9日は18時まで)。ギャラリートークの開催時間は11時~12時(予定)で申し込み不要。いずれも入場は無料。