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はちのへホコテンで八戸えんぶり代替イベント

「八戸えんぶりinはちのへホコテン」

「八戸えんぶりinはちのへホコテン」

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 新型コロナウイルスの影響で2年連続中止となった八戸えんぶりの代替イベント「八戸えんぶりinはちのへホコテン」が5月1日、八戸市中心街で開かれた。主催は八戸地方えんぶり保存振興会、はちのへホコテン実行委員会。

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 800年の歴史があると伝わり国の重要無形文化財に指定されている「八戸のえんぶり」。新型コロナウイルスの影響で昨年と今年は中止を余儀なくされている。代替イベントは伝統芸能の継承を目的に八戸市中心街を歩行者天国にして開催。えんぶりで舞や祝福芸などを披露する「組」と呼ばれる団体約30組のうち16組が参加した。

 約半分のえんぶり組が参加できなかったものの、一部のえんぶり組ではSNSを活用して組員を募るなど、活動の継続を模索している。八戸地方えんぶり保存振興会の塚原隆市会長は「800年の歴史があるえんぶりを絶やすわけにはいかない。親方たちが子供たちに伝えたことを発表する場を準備するのが私たちの仕事だと思う。来年に向けて準備を進めていきたい」としている。

 参加した組のうち内丸えんぶり組は、昨年90周年の節目を迎えていた。新型コロナウイルスの影響で祝賀行事などはすべて中止に。筆頭親方の天摩譲さんは「本来、神事をやってこそのえんぶり。代替イベントが行われたことはありがたい。神事としてのえんぶりが開催できるかどうかを主催者に考えてもらい、演者も観客も楽しめるようになればよいと思う。90年の重みを受け止めながら、伝統をつないでいきたい」と話す。

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