「SDGsの普及啓発に関するパートナーシップ協定」の調印式が6月16日、八戸市庁本館で行われた。
八戸市と八戸青年会議所が結んだ同協定は、SDGs(持続可能な開発目標)に関して、より広くより深く啓発しようと、両者の知見やネットワークを生かしての行政、市民、民間企業、各種団体などによる持続可能なまちづくりを推進することを目的に結んだ。
情報交換やイベントの開催を通じてSDGsの普及啓発をしていくことで、さまざまな展開が期待されるという。
熊谷雄一八戸市長は「八戸市でが4月1日からスタートさせている第7次の総合計画では街づくりにSDGsを取り入れている。新たに市民や事業者についてSDGsについて積極的に情報を発信していく。初めて協定を結んだことによる連携してのイベントなどで、市民により関心を持ってもらえるのでは」と期待を寄せる。
同青年会議所の工藤恵之助理事長は「国内外でSDGsに関する関心が高まっている中、八戸市もSDGsを政策の一つに掲げている。八戸青年会議所も2020年からSDGsと紐づけした運動を八戸市の協力で展開してきた。今回の提携を機に、八戸市と共に持続可能な街づくりを展開していきたい」と意気込む。