![「かってに八戸七夕夏祭り A面B面」の様子](https://images.keizai.biz/hachinohe_keizai/headline/1658475438_photo.jpg)
音楽と食とマルシェが一堂に会する「かってに八戸七夕夏祭り A面B面」が7月17日・18日、八戸まちなか広場「マチニワ」(八戸三日町)で開かれた。
イベントは「八戸七夕まつり」が今年も中止となったことを惜しむ市民有志が企画。主催者の吉田瑞也さんはレストラン・ライブハウス「フラット」の店主で東日本大震災直後から始まったチャリティーイベント「3.11を忘れちゃ鳴らねぇLIVE」の中心メンバーの一人。コロナ禍で各種イベントの開催が難しい中、市内のアマチュアミュージシャンたちに発表の場を用意し、飲食店に出店協力を求めることで経済を回していきたいとの思いからイベントを立ち上げた。
17日のステージイベントはウクレレに特化した1日で、18日は音楽だけではなくタヒチアン、ベリー、フラ、ポリネシアンのダンス枠もあるバラエティーに富んだステージが繰り広げられた。18日はオープニングにデーモンムッチー閣下が出演し、開演前から待っていたファンと共に盛り上がりを見せた。午後になりダンスが披露され、観客は魅了された。ワイルドウインドビッグバンドのステージでは、客席は即席のダンスホールに早変わりした。
フード&ドリンクの売れ行きも好調で、17日は雨だったが18日は天候にも恵まれ久しぶりの暑さにビールが飛ぶように売れていた。両日とも「まつりんぐ広場」(糠塚)では「空カフェ小さな音楽会」が開かれ、双方を行き来する出演者・観客も見受けられた。
吉田さんは「大盛況で終わることができて良かった。また機会があれば開催したい」と話す。