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八戸高校で金融に関する特別授業 地元の金融専門家2人招き

八戸高校で行われた金融授業の様子

八戸高校で行われた金融授業の様子

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 高校家庭科で新たに取り扱うことになった金融に関する特別授業が10月25日、青森県立八戸高校(八戸市長者4)で行われた。

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 2022年4月1日から「成人年齢」が20歳から18歳に引き下げとなり、18歳から保護者の同意なしで自分名義のクレジットカードやローンの契約が可能になった。親権者が後から契約を白紙に戻せる「未成年者取り消し権」も18歳以上は対象外となる。親などによる指導の目が届きにくくなることが懸念され、自らの意思での資産運営を知る第一歩として、八戸市に本店を置く青い森信用金庫と八戸市の誘致企業であるマネックス証券が共同で企画した。

 1年生242人を対象に、青い森信用金庫地域支援室の早狩伴朗さんが「融資」、マネックス証券マーケット・アナリスト兼インベストメント・マネージャーの益嶋裕さんが「投資」をテーマに授業を行った。生徒たちはタブレットに事前に作成しておいたそれぞれのライフプランを見比べ、耳慣れない金融用語や数字に深くうなずいていた。

 早狩さんは「『借りる』というと、どうしても若い世代だとネガティブなイメージを持ってしまいがちだが、『借りる』という手段を知ることで将来の選択肢が広がっていくということも学んでほしい」、益嶋さんは「投資がどういうものなのか、どういう危険性があってどういうプラスがあるのかを話した。若いうちからお金について学び、少しでも皆さんの可能性を広げてほしい」と話した。

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