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八戸友の会が「友愛セール」 手作りアップルパイ、衣類など販売

販売の様子

販売の様子

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 家庭生活誌「婦人之友」の読者などでつくる「八戸友の会」が12月1日、羽仁もと子記念館(八戸市沢里)で「友愛セール」を開いた。

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 八戸出身の羽仁もと子は明治時代に「婦人之友」の前身「家庭之友」を創刊し、日本国内における女性ジャーナリストの先駆けとされる。読者らで作る「全国友の会」は1927(昭和2)年に組織され、現在の会員数は全国で約1万8000人。青森県内では八戸、青森、弘前の3つの会が活動している。友愛セールは1929(昭和4)年、「東京友の会」が家庭の不用品など人の役に立つと思うものを地域の人に買ってもらうことを目的に始めた活動。

 この日は会員手作りのアップルパイ、パウンドケーキ、マフィン、バターロールや持ち寄った衣類、生活雑貨などを販売。同会の活動で購入している「共同購入品」の海産物やドライしらたき、粉寒天や、東日本大震災の被災地支援として「グラシアの会」(岩手県野田村)の手作り品や宮城県産「十三浜わかめ」も販売した。収益金の一部は、国内外の社会福祉団体の支援に役立てる。

 同会総リーダーの阿部優子さんは「たくさんのお客さまが来てくれてうれしい。友愛セールを通して友の会の活動が伝われば」と話す。

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