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八戸中心街に民芸品店「衣と器 手の國」 閉店した店の元スタッフが開く

来店者を呼びかけるスタッフ

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 閉店した民芸品店「ののや」の元スタッフが昨年12月25日、民芸品店「衣と器 手の國」をフタバ薬局(八戸市三日町)2階に開業した。

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 いわとくパルコ(六日町)で営業していた「ののや」が閉店したのは2021年12月。1966(昭和41)年のいわとくパルコ開業以来55年間、市民に親しまれたが、惜しまれつつ閉店した。

 常連客から復活を望む声も多く、長年勤務していたスタッフ2人が新たに「衣と器 手の國」を開店。昨年11月のプレオープン期間から常連客が訪れ、12月25日にグランドオープンを迎えた。明るい店内は、「衣と器」らしく衣類と食器を中心の品ぞろえ。今年の干支(えと)の「兎(う)」の小物もそろえる。自然素材の衣料と色とりどりにそろえた陶器は一点一点スタッフが実際に手に取り、触れてから仕入れているという。

 代表の山本稚子さんは「ののや閉店後、お客様さまからの再開を望む温かい声に背中を押され、古いスタッフ2人で開店することができた。昔からのお客さまだけでなく、若い方にも来てほしい」と話す。

 営業時間は10時~18時。火曜定休。

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