八戸港に水揚げされた魚介類を扱う鮮魚店「尾崎商店」(八戸市新湊2)がオープンして2月6日で2カ月がたつ。自社の加工場で製造した干物や店主が買い付けた魚介類を販売している。
40年以上営業する同店。現店主の尾崎光さんは3代目。もともと八食センター(河原木)で営業していたが、加工場だった場所を改装し店舗として再スタートを切った。
刺し身や鮮魚のほか、手作り総菜、干物、いくらのしょうゆ漬け、自家製の塩辛なども販売。商品は店舗裏の加工場で製造。機械は使わず、全て手作業・手作りにこだわる。「数は多く用意できない分、鮮度や味、品質にこだわっている」と尾崎さん。3月~12月は「舘鼻岸壁朝市」にも出店している。
4月には食堂のオープンも予定。食堂では新鮮な魚介類を使った海鮮丼や漬け丼をメインに提供する。
尾崎さんは「こんな魚が欲しいなどの要望があれば用意したい。今後は、直売所と食堂のどちらも両立できるよう頑張りたい」と力を込める。
営業時間は9時30分~17時。水曜・日曜定休。