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「八戸国体」スケート競技会でアンチ・ドーピング啓発活動

活動の様子

活動の様子

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 八戸国体スケート競技会・アイスホッケー大会で八戸を訪れた選手団を対象とした「アンチ・ドーピング啓発活動」が1月28日・29日、会場のYSアリーナ八戸(八戸市売市)で行われた。

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 一般社団法人青森県薬剤師会が実施。1階ロビーの特設ブースで、同会所属で「スポーツファーマシスト」の資格を持つ会員らが、スケート競技会に出場する選手や関係者にアンチ・ドーピングに関するチラシの配布やアンケートなどを行った。

 スポーツファーマシストは、日本アンチ・ドーピング機構(JADA)が認定する最新のアンチ・ドーピングに関する専門知識を持つ薬剤師。ドーピングは「禁止薬物を意図的に使用すること」とされるが、風邪の症状などを抑える「総合感冒薬」等を服用してドーピング違反となる場合もあり、そのような事態が起こらないよう予防的な活動と「服用しても問題ない薬品」の指導も行う。

 大会期間中は「青森県薬剤師アンチ・ドーピングホットライン」を開設し、薬を服用する前にスポーツファーマシストに相談できる体制を整える。ホットラインは24時間、無料で相談を受け付ける。

 同会の齋藤武副会長は「簡単なアンケートを取って、かぜ薬などでもドーピング検査に引っかかってしまうことを選手に分かってもらえれば。ドーピングホットラインも活用してほしい」と呼びかける。

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