八戸市文化協会芸能部に所属する会員団体が作品を発表する「第62回八戸ファンタジィ」が3月4日・5日、八戸市公会堂(八戸市内丸1)で開催される。主催は同協会とアート&コミュニティ(十三日町)。
主催者によると、「ジャンルや流派が異なるさまざまな団体が共演する発表会は全国でも珍しい」という。昨年・一昨年はコロナ禍で開催が危ぶまれたが、この日のために稽古を積んだ生徒たちに発表の場を与えたいという指導者の思いから、会場変更、ソーシャルディスタンスの確保、入場時の検温・手指消毒、入場者和の制限などを行い、規模を縮小しての開催となった。今年は感染症対策をとったうえで、3年ぶりに従来の形式で行う。
4日は11団体、5日は24団体が出演。出演団体のジャンルは洋舞踊・日本舞踊・かっぽれ・太極拳・フラダンス・社交ダンス・歌謡・詩吟などさまざま。演目は157番組、出演者は647人。年代も未就学から高齢者までと幅広い。
同協会専務理事で自身も出演者として参加する蛭子賢治さんは「コロナ禍で中止も考えたが、会員の熱い思いで開催の運びとなった。今回はいつもの形での公演なので、感染対策をしっかり講じたうえで、多くの市民に来場してほしい」と呼びかける。
開演は、4日=13時30分、5日=10時。入場料は2日間通しで1,000円。全席自由。