八戸市の公共施設で入館料や物販の支払いにキャッシュレス決済が導入されて、3月17日で1カ月がたつ。
八戸市では2月17日、公共施設の入館料や物販の支払いがクレジットカードや電子マネー、QRコードでできるキャッシュレス決済サービスを導入した。デジタル化による地域振興を目的とした「はちのへAI(アイ)中心街・バス活性化プロジェクト」の一環。八戸市博物館や八戸市美術館、是川縄文館、八戸ブックセンター、体育施設など17施設で使える。
決済時に八戸圏域交通系ICカード「ハチカ」を掲示すると「はちのへポイント」がたまる施策も行っており、デジタル化による利便性向上とハチカや路線バスの利用促進につなげる狙い。1施設の利用で200ポイントを付与。1人最大3000ポイントまでためることができる。先着200万ポイント分を用意。たまったポイントは公共施設の入館料や物販の支払いに使える。
担当の八戸市都市整備課の田邊宗徳さんは「これから暖かくなる季節なので、路線バスを利用して施設に行き、はちのへポイントをどんどんためて活用してほしい」と呼びかける。