八戸市は3月1日、市民の健康づくりをサポートするスマートフォンアプリ「健はちプラス+」の運用を始めた。
同市が2013(平成25)年7月から取り組む健康増進計画「第2次健康はちのへ21」の一環。毎日の歩数・消費カロリー・体重などの記録をグラフで表示し、市民の健康づくりを促す。日々の活動を記録する「デイリーチェック」、1日・1週間・1カ月などの歩数を表示する「レポート」、知人やアプリ利用者の健康づくりの取り組みを表示する「ランキング」などの機能を設けた。
デイリーチェックの機能には、「朝食をとった」「20~30分以上身体を動かした」「いつもとほぼ同じ時間に起床した」などのチェック項目を設けた。その日の歩数やデイリーチェックの結果によってポイントが付与され、ポイントに応じて抽選で景品が当たる。ランキングの機能では、アプリ利用者のその日の歩数をランキング形式で表示。自分の順位を確認したり、職場や家族などのグループで共有したりできるようにした。
プロフィール画面などのアバターには八戸市公式マスコットキャラクター「いかずきんズ」を使い、4つのキャラクターの中から選ぶことができる。メニュー画面には蕪島、八戸公園、八幡馬など八戸の名所や工芸品を盛り込んだ。
同市では「健はちプラス+」と母子手帳アプリ「母子モ」の利用を促すポータルサイトを立ち上げ、スマートフォンを使った健康づくり・子育て支援を強化する。
同市健康づくり推進課四戸友子課長は「特に利用してほしいのは、仕事や子育てが忙しく自身の健康管理が後回しになりやすい20~50代の働き盛りの世代」と話し、「市民が無理なく参加できるアプリを楽しみながら利用してほしい」と呼びかける。
アプリの対象者は18歳以上の八戸市民。ダウンロード無料。