八戸で62年間続いた「片町朝市」を引き継ぐ「街&丘の朝市」が今年も4月2日から、グランドサンピア八戸(八戸市東白山台)正面玄関入り口前のロータリーで開催される。
「街&丘の朝市会」が4月から11月まで開いている街&丘の朝市。今年の出店者は約25店で、主に新鮮な野菜、魚、コーヒー、ワッフルなどの食品を販売する。
八戸の長者山の麓で行われていた片町朝市が2010(平成22)年で閉幕した後、何度か開催場所を変え、現在はグランドサンピア八戸で開催。片町朝市の出店者は約80人だったが場所の変更や高齢化などに伴い、やめる人もいたという。移転から14年目を迎え、主催者は朝市の伝統をつなごうと模索する。
同会の金子真弓会長は「街&丘の朝市には長い歴史がある。出店者が減ってきたが、今後も続けていきたい。新鮮な野菜をそろえているので、多くの人に来てほしい」を呼びかける。
開催時間は4時30分~7時。開催日は4月2日、9日、16日。同23日以降は毎日開催で、土曜定休。11月26日まで。