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八戸でミュージカルワークショップ 講師にウルトラマンの主題歌務める松原剛志さんら

ワークショップの様子

ワークショップの様子

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 「ウルトラマン」シリーズの主題歌などを務めた松原剛志さんと八戸出身の俳優・櫻井太郎さんからミュージカルの歌や表現の方法を学ぶワークショップが4月1日・2日、八戸ポータルミュージアムはっちで行われた。

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 松原さんは70作以上のミュージカルに出演。アニメ「マジンガーZ」の主題歌等で知られる水木一郎さんに師事。歌手として、ウルトラマンシリーズなどの主題歌・挿入歌の歌唱を担当。2009(平成21)年からは、スーパー戦隊シリーズの音楽を制作するユニット「Project.R」(プロジェクト・ドット・アール)のメンバーとしても活動している。

 櫻井さんは八戸東高校時代に器械体操で培った身体能力を生かし、ミュージカルの他、演劇・映画・テーマパークのショーなどさまざまな舞台でジャンルを問わず活動している。

 1日は八戸高校演劇部、2日は八戸東高校演劇部を中心に、高校生から60歳代までの24人が参加。ミュージカルの場面の一部を題材に「歌でせりふを伝える」「全身での表情」「連帯しての動き」などの表現を学び、最後は実演をして締めくくった。両日とも、松原さんによる個人ボーカルレッスンも行われた。

 ワークショップの後、松原さんは「2時間ほどのワークショップだったが、参加者は曲や歌詞をすぐ覚えた。最初の手探り状態から、最後は心の開放具合も違った。自分のウイークポイントをつかめたのでは」と振り返った。「八戸とこうしたつながりができてうれしい」とも。

 八戸高校演劇部部長の石井沙季さんは「自分を表現することは、ただ大きく感情を見せるのではなく静かな部分でもしっかりと演技をすることが大事だと学べた。ミュージカルの歌は自分を表現するために歌うということだと学び、楽しかった」と振り返る。

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