かつて根城南部氏が居を構え、現在は「日本100名城」・国史跡に指定される八戸の「史跡 根城(ねじょう)の広場」(八戸市根城)で4月23日、「第17回史跡根城さくらまつり」が開かれる。
本丸は安土桃山期の城を復元建物で再現しており、中世を感じさせる風景となっている。春は広場を囲むように植えられた155本のしだれ桜が咲き、カメラを構える人や散策を楽しむ人の姿が見られる。
イベントは今年で17回目。当日は本丸・八戸市博物館を無料開放し、くし餅やたい焼き、野菜、花などを販売。13時から50個限定で花苗の無料配布を行うほか、「出張博物館」「クイズに挑戦」などの催しも用意する。
広場館長の寺地圭次さんは「今年は桜の開花が早かったが、155本それぞれ開花の時期やスピードが微妙に違うので、まだ蕾(つぼみ)が残っている木もあり、見頃はまだ続く。ぜひ桜を見に来て」と来場を呼びかける。
イベントの開催時間は9時~16時。