八戸市民フィルハーモニー交響楽団の「第55回定期演奏会」が4月23日、八戸市公会堂(八戸市内丸1)大ホールで開かれる。
同楽団は1964(昭和39)年、地域の音楽愛好家たちで結成された市民オーケストラ。毎年4月の定期演奏会と11月の小演奏会を中心に活動している。
今回の定期演奏会では、ブラームス作曲「ハイドンの主題による変奏曲Op.56a」、マーラー作曲「さすらう若者の歌」、シベリウス作曲「交響曲第2番ニ長調Op.43」等を演奏。指揮には東京芸術大学などで後進の指導に当たる三河正典さん、「さすらう若者の歌」では八戸出身の声楽家・松井永太郎さんをバリトン独唱に迎える。
八戸市南郷文化ホール(南郷市野沢)で4月15日・16日、三河さんを招きソリストの合わせを含めた集中練習が行われた。団員は三河さんからの指示を楽譜に書き込んだり、質問を交えたりしながら練習に集中していた。
団長の辻正武さんは「団員一同、頑張ってやっている。地元出身のソリストと地元のオーケストラとが一緒に演奏する企画は市民フィルのライフワークの一つで、今回で6回目。ぜひ楽しんでほしい」と来場を呼びかける。
14時30分開演。前売り券は、一般=1,500円、中学生~大学生=500円。小学生以下は無料の整理券が必要。八戸市公会堂、デーリー東北チケットセンター、ラピア、八戸ポータルミュージアムはっちで扱う。当日券は、一般=1,700円、中学生~大学生=600円。