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八戸「ケンクミ・ガーデン」のバラが見頃 ハートマークに見えるスポットも

来園を呼びかける「Kenkumi Garden」園主の佐藤久美子さん

来園を呼びかける「Kenkumi Garden」園主の佐藤久美子さん

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 八戸在住の佐藤憲一さん・久美子さん夫婦宅の敷地にあるバラ園「Kenkumi Garden(ケンクミ・ガーデン)」(八戸市湊高台5)のバラが見頃を迎え、園内を公開する「オープンガーデン」が行われている。

さまざまな種類のバラが咲くKenkumi Garden

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 オープンガーデンは2021年から実施。今年で3年目。新たに東屋を設け、散策の途中でゆっくりと腰を下ろして観賞できるようにした。今年はバラがハート型に見える場所があると言い、園主の久美子さんは「探してみてほしい」と笑顔を見せる。

 青森県の桜の開花が史上最も早かった今年は、同園のバラの開花も例年より早くなると予想していた。オープン日を早めたが、5月上旬の寒さの影響で開花が遅れた。全体の1割程度が開花する中、バラを楽しみにしている人の期待に応えようと5月27日にオープンを迎えた。現在は赤、白、ピンクなどの色とりどりのバラが至る所に咲き、訪れる人の目を楽しませている。

 佐藤さん夫婦は元中学校音楽教員。久美子さんは2011(平成23)年、当時勤務していた学校のクラブ活動をきっかけにバラの栽培を始めた。2016(平成28)年、定年退職した後に訪れたガーデニングの本場イギリスで見たバラ園に感銘を受け、自宅の庭を整備。日本園芸協会が認定するローズコンシェルジュの資格も取得している。

 「1日に1回は雨があるというイギリスと同じように、八戸も晴れと雨が続いてバラが最高潮の時期を迎えている」と久美子さん。「どのバラも最高に輝いているので遊びに来てほしい」と呼びかける。

 開園時間は、平日=13時~15時、土曜=13時~16時、日曜=10時~12時・13時~16時。入場料は500円(中学生以下無料)。水曜休園。開花状況はインスタグラムで確認できる。6月18日まで。

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