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八戸のジム経営・吉岡尚文さん 「ベストボディジャパン盛岡大会」で優勝

「ベストボディジャパン盛岡大会」優勝時の吉岡尚文さん

「ベストボディジャパン盛岡大会」優勝時の吉岡尚文さん

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 八戸のパーソナルジム「エクシードフィットネス」(八戸市下長2)を経営する吉岡尚文さんが、5月27日に岩手県盛岡市で行われた「ベストボディジャパン盛岡大会」のマスターズクラスで優勝した。

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 吉岡さんは八戸出身。2021年・2022年に「ベストボディジャパン仙台大会」の40歳~49歳が対象の「マスターズクラス」で、2年連続で優勝したことがきっかけで、2023年2月にパーソナルジム「エクシードフィットネス」をオープン。同日の盛岡大会で、出場者4人の中から優勝者に選ばれた。

 大会出場に向けては、ジムの経営と自身のトレーニング・健康的な食事の両立に務めた。「ジムを21時に閉めた後、筋力トレーニングを2時間半、ウオーキングを30分することを日課とした」と振り返る。減量期間は通常、「大会の3カ月半~4カ月前に始めることが多い」というが、ジムのオープンと時期が重なったため「2カ月半という短い期間で5キロ減量した」とも。

 良質な筋肉を作るための食事は「筋肉量を維持できる最低のカロリーを計算すること」と吉岡さん。1日の摂取カロリーを2100キロカロリーとし、「消化吸収がいい」とされる動物性タンパク質が多く含まれる、鶏胸肉、マグロ・サーモンの刺し身などを多めに取ってきたという。大会2日前からは、筋肉を大きく見せるために米・餅を1回50グラム、2時間ごとに8回に分けて食べる「カーボアップ」を行った。

 大会当日の朝食は「お決まり」だという牛丼チェーンの並盛り牛丼。「ステーキよりも自分には合っている」という。くっきりとした腹筋を見せようと、水分の摂取は我慢し、本番に臨んだ。

 大会では、「健康美」「全身が引き締まった身体・バランスの取れたスタイル」の他、「表情、表現力」「ポージング」「ウオーキングと身のこなし」「知性・品格」などが審査される。吉岡さんは「規定されたポージングでは特にミッドセクション(腹筋・ウエスト周り)を見られるため、意識した」と話す。

 優勝が決まった瞬間は「自信がないわけではなかったが、周囲の期待も大きかったため、純粋にうれしさとほっとした気持ちの両方だった」と振り返る。

 今後、9月3日の仙台大会で三連覇を目指し、最終目標には日本大会での優勝を見据える。

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