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八戸市公会堂の舞台裏巡る「探検隊」企画 照明・音響を使ったゲームも

舞台裏を見学する子どもたち

舞台裏を見学する子どもたち

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 八戸市公会堂(八戸市内丸1)で8月9日、親子で公会堂の裏側を見学する「公会堂探検隊2023」が開かれた。

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 施設を管理するアート&コミュニティが小学生を対象に毎年開き、今年で3回目。調光室・音響室・ステージなどの見学、音響・照明を使ったゲームなどを通し、「裏方」の仕事に興味を持ってもらおうと実施。参加した親子が、普段見ることのない舞台裏の機材・装置を興味深そうに見学した。

 ゲームでは、スピーカーから流れる音の数を当てるゲーム、光の照明から逃げるゲームなどを行い、参加した子どもたちは夢中になって遊んでいた。最後はステージに移動し、「公会堂をきれいにする」というルールで「モップがけリレー」を行い、子どもたちは終始笑顔で取り組んだ。

 司会進行を務めた久保有方(ありかた)さんは「このイベントをきっかけに公会堂に興味を持ってもらい、こんな仕事に就いてみたいと思ったり、大人になって公会堂に来たときに舞台裏を思い出してもらったりしてもらえれば」と話す。「年々リニューアルし、どんどん良い形になっている。今後も続けていきたい」とも。

 企画した館下周平さんは「毎年、来てくれた人々が笑顔で帰ってくれるのがうれしい。舞台裏側の機材は見ることがあまりないと思う。公会堂に関心を持ってもらえる良い機会。今後も続け、多くの人を笑顔にしたい」と力を込める。

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