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十和田産野菜使ったポテトチップスJA十和田おいらせがカルビーと共同開発

共同開発したポテトチップスをアピールする関係者

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 JA十和田おいらせ(十和田市西十三番町)がカルビー(東京都千代田区)と共同開発した新商品「青森県産じゃがいも使用ポテトチップス十和田のにんにく味」が8月28日、東北6県限定で発売された。

カルビーとJA十和田おいらせが共同開発した「青森県産じゃがいも使用ポテトチップス十和田のにんにく味」のパッケージ

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 JA十和田おいらせの管内で取れたニンニクとジャガイモを使った同商品。塩味ベースのポテトチップスに、ニンニクパウダーで香りを付けた。

 8月25日、JA十和田おいらせの直売所「ファーマーズマーケットかだぁ~れ」(三本木)で同商品の発表会が行われ、カルビーの江原信社長、カルビーポテトの田崎一也社長、JA十和田おいらせの畠山一男組合長、野菜振興会横浜支部加工馬鈴薯部の二木晴美部会長が出席した。

 畠山組合長は「カルビーとは40年来の付き合い。(商品共同開発は)生産者、カルビー、農協が三位一体となった取り組み」と話す。田崎社長は「記録的な暑さが農業にもたらす影響は大きい。農業を持続可能なものにし、JA十和田おいらせのジャガイモ・ニンニクで消費者に幸せを届けたい」と話す。

 二木部会長は「今年は品質・味の良いジャガイモをカルビーに提供できた」と話す。横浜支部ではこれまで、カルビーグループと協力してジャガイモの生育調査・病害虫防除に取り組んできたという。今回開発した商品のパッケージには、二木部会長をはじめ生産者が写った写真を載せ、生産者・同グループの連携をアピールする。二木部会長は「青森県の中でも、JA十和田おいらせのニンニクとジャガイモにこだわったポテトチップス。今までとは一味も二味も違う」と自信を見せる。

 田崎社長は「十和田おいらせ産のニンニクを使ったポテトチップスを作ろうと、1年間取り組んできた。ニンニクの香りが強すぎないマイルドな味に仕上げ、食べた後もっと食べたくなる商品になった」、江原社長は「青森県産ジャガイモは品質が良い。カルビーが重視している食感がよく出ている。ビールなどと一緒に味わってほしい」と話す。

 同商品は「ファーマーズマーケットかだぁ~れ」のほか、東北各県のスーパー・ドラッグストアなどで販売する。

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