八戸で活動する弦楽アンサンブル「スイートハーツ」による体験型の音楽鑑賞会「音を楽しもう」が11月15日、八戸市立根城小学校(八戸市根城4)の特別支援学級「ひばり学級」で行われた。
スイートハーツは2008(平成20)年から活動。バイオリン、ビオラ、コントラバス、ギターなどの弦楽器のほか、ボーカルも加えるなどし、保育施設や小学校での訪問演奏、イベント出演などの活動を行っている。
今回は、同団体でコントラバスを担当する工藤佳子さんが自身の母校でもある同校に訪問演奏を申し出たところ、快く受け入れてもらえたという。
当日は、「ゆかいにあるけば」「さんぽ」「小さな木の実」「きらきら星」「カントリーロード」などのほか、菅田将暉さんの「虹」、あいみょんさんの「愛の花」などのヒット曲も演奏。リコーダー、カスタネット、鍵盤ハーモニカなどを用意した児童らはメンバーの手ほどきを受けながら演奏に加わり、交流を深めた。
工藤さんは「歌ってくれる児童もいて、楽しんでいる姿を見て私たちも元気をもらえた。音楽はみんなで楽しむものだと思うので、演奏する人も聞く人も楽しくなるような演奏を心がけたい」と話す。