下北地域産の夏秋イチゴを使ったヨーグルトリキュール「ボンサーブいちご」が3月22日、八戸酒造(八戸市湊町)から発売された。
「ボンサーブいちご」を持つ「あおもりの地酒アンバサダー」の宮崎紘奈さんと小林瑛里子さん
青森の地酒「陸奥八仙」を製造する同社と「ミルク工房ボンサーブ」を運営する斗南丘牧場(むつ市)がコラボして製造する、日本酒とヨーグルトを組み合わせたリキュール「ボンサーブ」の限定商品。むつ市で夏秋イチゴを生産するA-berry(アベリー)の協力を得て、搾取したイチゴの果汁を加え、風味を楽しめるようにした。アルコール度数は5%。
21日、八戸酒造で開いた発表会には、八戸酒造専務の駒井秀介さん、斗南丘牧場の原英輔社長、青森県酒造組合から「あおもりの地酒アンバサダー」の宮崎紘奈さん、小林瑛里子さんが出席。駒井さんによると、ボンサーブいちごは昨年4月、ミルク工房ボンサーブのオープン25周年を記念した限定商品として発売したが、用意した3000本がすぐに売り切れ、再販を求める声が多く寄せられていたという。原社長は「待ちに待った発売を迎えることができ、感謝している」と笑顔を見せる。
試飲した小林さんは「ボンサーブは私にとってご褒美のようなお酒。イチゴの香りが後から感じられる」、宮崎さんは「春の訪れを感じる甘酸っぱさで、デザートとして飲んでも良い。女性にもお薦めしたい」と話した。
駒井さんは「日本酒に親しみのない人にも受け入れられている。ヨーグルト、日本酒の味わいとイチゴの香りを楽しんでほしい」と話す。
内容量は720ミリリットルで、価格は2,200円。3000本限定。八戸酒造、ミルク工房ボンサーブの直売所、オンラインショップのほか、青森県内の酒店など31カ所で販売する。