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三沢駅近くに「サードプレイスミサワ」 周辺地域の活性化目指す

三沢奥入瀬観光開発の前山仁副社長と池田介護研究所の池田右文社長

三沢奥入瀬観光開発の前山仁副社長と池田介護研究所の池田右文社長

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 青い森鉄道三沢駅周辺地域の活性化を目指す交流施設「サードプレイスミサワ」(三沢市古間木山)が完成し、3月18日、一部サービスの提供を開始した。

プロジェクションマッピングを活用したゲーム

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 三沢奥入瀬観光開発(同)が建設し、デイサービスを中心とした事業を手がける池田介護研究所(八戸市長苗代)が運営する。同日から高齢者向けのデイサービス、プロジェクションマッピングを活用したゲームの提供を開始。4月15日から、カフェやバーなど飲食店の営業も始める。

 デイサービスでは、高齢者の生きがいづくりにつなげてもらおうと農業体験などを行う。カフェは農園カフェ「日々木」(十和田市)が野菜を使ったランチを提供し、デイサービスの利用者が接客する。夜は音楽と酒が楽しめるレコードバーを営業し、外国人観光客や米軍三沢基地に勤める人などにも利用してもらいたい考え。施設の一部はイベントスペースとしても貸し出す。ヨガなどの教室に活用できるスタジオも備える。

 「三沢駅周辺の街のにぎわいを取り戻すためにコロナ前から計画してきた。新しい形の公民館のように活用してほしい」と三沢奥入瀬観光開発の前山仁副社長。池田介護研究所の池田右文社長は「11年前から取り組んできたデイサービス事業の集大成として運営していきたい。デイサービスとカフェ、スタジオの間には仕切りがない。それぞれのサービスをリンクさせ利用してもらう」と話す。

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