八戸公園(八戸市十日市)の遊園地「こどもの国」の新エリア「大型遊具ゾーン」で4月1日、新しい遊具の供用が始まった。
八戸市では2022年度から、子育て支援の一環として、観覧車やジェットコースターを設置するこどもの国の一角に無料で遊ぶことができる大型遊具ゾーンの整備を進めている。大型複合遊具「いかずきんズキャッスルコンビ」に八戸市のマスコットキャラクター「いかずきんズ」の装飾や滑り台を増設し、体を固定して遊ぶことができる「3連サポート付きブランコ」、座席が回転する遊具「オムニスピナー」などを新設。こどもの国が新年度の営業を始めた4月1日に供用を開始した。
3月25日は市内の保育園児を招いた内覧会を開いた。新しい遊具を一足早く体験した園児たちは「広くて楽しかった」「滑り台が高く、すごかった」と笑顔を見せた。
市公園緑地課の三浦純誠さんは「こどもの国には動物舎、サル山、遊具広場などがある。無料の遊具広場で、たくさんの子どもたちに楽しんでほしい。外で遊ぶことで成長の一助になればうれしい」と話す。
大型遊具ゾーンは今後も整備を進め、年齢や体力、障害の有無にかかわらず、全ての子どもが楽しく遊ぶことができる遊具を順次設置する予定。2025年度内の完成を目指す。
開園時間は9時~17時。月曜休園(祝日の場合は翌日)。入園無料。