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吹上小学校で「ヘバナ料理教室」 市民が交流深めながら料理楽しむ

完成した料理を食べながら交流を深める参加者

完成した料理を食べながら交流を深める参加者

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 八戸のコミュニティースペース常連客と子どもたちが交流するこども食堂「ヘバナ料理教室」が6月8日、八戸市立吹上小学校(吹上1)の家庭科室で開かれた。

南部せんべいを使ったピザ作りに挑戦する小学生

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 八戸の地域振興に取り組む南部藩都市開発ユニットDASUKEYO(だすけよ)が、ファミリーマートと全国こども食堂支援センターむすびえが実施する「こども食堂スタート応援助成プログラム」を活用し、初めて企画。川村洋校長の賛同を得て、吹上地区に住む子どもたちを対象に同校の家庭科室を借りて開催した。

 当日は、エプロン姿の児童やその両親、ボランティアスタッフとして参加した鍛冶町地区のコミュニティースペース「喫茶ヘバナ」(八戸市類家)の常連客や大学生などがいくつかのチームに分かれ、カレーライスやサラダを作ったほか、上舘せんべい店(同)の南部せんべいを使ったピザ作りにも挑戦。料理をするのが初めてだという子どもも多く、参加したお年寄りのアドバイスを受けて熱心に取り組む姿も見られた。

 完成した料理はテーブルを囲んで試食。参加者は感想を述べ合うなどして、会場は和気あいあいとした空気に包まれた。試食後、金田菓子店(鍛冶町)から和菓子が届くと、参加者から歓声が上がった。

 DASUKEYO代表で喫茶ヘバナを運営する鈴木美朝さんは「喫茶ヘバナの常連の皆さんは八戸の歴史を良く知っている。皆さんの知識や経験を子どもたちにも受け継いでもらおうと企画した。子どもたちの食育につながればうれしい。今後もやり方を変えながら開催していきたい」と話す。

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