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八戸で3団体が共演する「デリオン神楽祭」 「継承に努めたい」

「浦島太郎」の様子

「浦島太郎」の様子

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 神楽公演「照獅子(デリオン)神楽祭」が6月29日、デーリー東北ホール(八戸市城下1)で開かれた。

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 主催は八戸圏域山伏神楽再興委員会。八戸から鮫(さめ)神楽連中、白銀四頭権現神楽保存会、田子町から田子神楽保存会が出演した。

 同委員会は昨年7月結成。舘鼻岸壁朝市を訪れた市民や観光客に神楽を披露するなど、山伏神楽の文化を知ってもらおうと活動に取り組む。今年3月、デーリー東北新聞社(城下1)が地域に貢献している個人や団体をたたえる「頑張るあなたを応援するデリオン賞」を受賞。同公演はこれを記念し企画。タイトルの「照獅子(デリオン)」は、同社のキャラクター「デリオン」の名前にかけたという。

 公演は鮫神楽連中の場を清める舞「番楽」、約100年ぶりに復活させたという「四天王大江山入(おおえやまいり)」で幕を開けた。田子町神楽保存会は2本の和傘を巧みに操る「傘舞」や「鶏舞」、白銀四頭権現神楽保存会は子どもによる「三番叟(さんばそう)」、2枚の盆が落ちないように舞う「盆舞」を披露した。三嶋神社(白銀町)が例年7月に開く春季例祭で人気だという白銀四頭権現神楽保存会の演目「浦島太郎」では、浦島太郎役の男性が豪快な動きで客席に菓子をまき、詰めかけた市民から歓声が上がった。

 会場には同委員会と同じく「頑張るあなたを応援するデリオン賞」を受賞したあおいもりトレーディング(田子町)の五十嵐孝直さんも訪れ、田子町産ニンニクを進呈する抽選会を行った。

 同委員会の委員長で、鮫神楽連中メンバーの畑中大河さんは「神楽は、太鼓の師匠が1人居なくなるだけで10以上の演目が消えてしまう。若手の力で山伏神楽の継承に努めていきたい。『再興委員会』の『再興』は、『(神楽は)最高』にもかけている。神楽の格好良さを皆さんに知ってほしい」と話す。

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