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三戸大神宮で「ステンドグラス」お披露目会 拝殿の柱に新たに4基

新設した灯篭(とうろう)ランプ「紅灯(くれない)」

新設した灯篭(とうろう)ランプ「紅灯(くれない)」

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 三戸大神宮(三戸町同心)拝殿で9月16日、設置したステンドグラスのお披露目会が行われた。

ステンドグラスを使ったお守り

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 猫のオリジナルキャラクターの「みこにゃん」「キャサリン」で親しまれ、境内や拝殿にステンドグラスの装飾を設置する独自の取り組みを行っている同神社。

この日は、今年7月に新設したステンドグラスの「お披露目会」と、猫にちなんだ物語の朗読会を行った。

 拝殿正面の柱に4基新設した灯篭(とうろう)ランプ「紅灯(くれない)」は、ステンドグラス作品の制作や教室、オーダーメード作品の製作を手がける「ガラス工房ポラリス」(青森市)の高橋優子さんが約3カ月間かけて完成させた。訪れた地元民は、赤、青、緑など色とりどりのガラスで飾られた灯篭に見入ったり、記念撮影を行ったりして楽しんでいた。

 同神社では近年、高橋さんが制作したステンドグラス作品を境内の灯篭や拝殿などに積極的に取り入れているほか、ステンドグラスを使ったお守り授与も行っている。高橋さんは2022年から2023年にかけ、拝殿正面に「神樂(うたげ)」、向拝に「結々(ゆい)」と名付けたステンドグラス作品を奉納した。

同神社禰宜(ねぎ)の山崎貴之さんによると、ステンドグラスの設置を始めて以降、コスプレ撮影、成人式、結婚式、七五三など節目の記念撮影スポットとしても知られるようになったという。

 高橋さんは「ステンドグラスは自然光、特に夕方に陽が落ちてきた頃、光が入り込んでよりきれいに見える」、山﨑さんは「明治モダンや大正ロマンのステンドグラスを見たり、写真を撮ったりして楽しんでほしい。三戸町の活気につながれば」と話す。

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