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八戸酒造から秋の果実使った酒3種類 八仙ボンサーブ「リンゴ味」も

八戸酒造が発売した8000BREWING「トロトロ」「ジューシー」と八仙ボンサーブリンゴ味

八戸酒造が発売した8000BREWING「トロトロ」「ジューシー」と八仙ボンサーブリンゴ味

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 青森県産のリンゴや洋梨を使った酒が10月11日、八戸酒造(八戸市湊町)から発売された。

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 商品は、発泡酒「8000BREWING(ブルーイング)」シリーズの「ジューシー HOP CIDER」と「トロトロ SOUR POIRE(ポワレ)」、ヨーグルトリキュール「八仙ボンサーブ」リンゴ味の3種類。JAアオレン(弘前市)から果汁の提供を受け、開発した。

 8000BREWINGシリーズ2種類は、ビール酵母を使って純米酒を造り、田子町産ホップ「リトルスター」の苦み、炭酸を加えた。「ジューシー」はリンゴ、「トロトロ」は洋梨「ゼネラルレクラーク」など県産果実の果汁を加え、果実やホップの香り、発泡の感覚を楽しめるようにした。「トロトロ」はとろみのある口当たりが特徴という。ビール会社で働いた経験のある同社杜氏(とうじ)の駒井伸介さんは「ビールが好きな人にもあまり飲まない人にも楽しんでもらえる」と自信を見せる。

 八仙ボンサーブリンゴ味は、ミルク工房ボンサーブ(むつ市)のヨーグルトと日本酒「陸奥八仙」を組み合わせたヨーグルトリキュール「八仙ボンサーブ」にリンゴの果汁を加えた。同シリーズはこれまで、東通村産のブルーベリーやむつ市産のイチゴなど、季節に合わせた限定商品を発売してきた。県産リンゴを使うのは初めて。「リンゴは品種によって香りや味わいが違う。王林やフジなどの果汁をブレンドし、県産リンゴのおいしさが感じられるようにした。寝る前に飲む『ナイトキャップ』としてや、休日の朝などに楽しんでほしい」と駒井さん。

 価格は、8000BREWING(720ミリリットル)=1,980円、八仙ボンサーブリンゴ味(500ミリリットル)=2,200円。八仙ボンサーブリンゴ味は3000本限定。同社の直売所のほか、オンラインショップ、青森県内の酒店などで販売する。

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