イタリア料理店「trattoria il Cuore(トラットリア・イル・クオーレ)」が10月5日、アパホテル八戸中央(八戸市廿六日町)1階にオープンした。
朝食はバイキングで、ランチはパスタやピザのセットメニューを、ディナーはイタリア料理や酒を、それぞれ提供する同店。店舗面積は26坪。席数は36席。9月、八戸でホテル業や介護事業を展開する西町(柏崎1)がアパホテル(東京都港区)とフランチャイズ契約を結び、同ホテルをリブランドオープンさせたことに合わせて出店した。宿泊者に限らず利用できるようにした。店名の「トラットリア」は「大衆的なレストラン」で、「クオーレ」は「心」の意。いずれもイタリア語。「気軽にイタリア料理を楽しんでほしい」という思いを込めた。
朝食バイキングでは、パンやサラダのほか、八戸せんべい汁や、美保野ポークの薬膳カレーなど、郷土料理や八戸の食材を使った料理を提供。クロワッサンは焼きたてを提供することにこだわり、店内に焼き上がりの時間を掲示する。料金は1,200円(予約を入れた場合は1,000円)。
ランチで提供するセットメニューは、3種類のパスタや2種類のピザの中から1品を選べるようにした。サラダやスープドリンクバーが付く「Aセット」(1,200円)、焼きたてのクロワッサンが食べ放題の「Bセット」(1,500円)、ミニドルチェ(デザート)が付く「Cセット」(1,800円)などを用意する。パスタやピザの内容は毎週入れ替えるという。
ディナータイムのメニューは、八戸産美保野牛ミスジ(1,460円)、青森サーモンのミキュイ(980円)、柿と六戸産モッツァレラのカプレーゼ(750円)など。フランス産グラスワイン(880円)、サントリー山崎12年シングル(1,500円)などの酒もそろえる。忘年会・新年会の時期に合わせて提供する「飲み放題プラン」(6,000円、8,000円)は、3日前までの予約が必要。
同店マネジャーの植村克巨さんは「朝食は『ホテルに宿泊していなくても食べられるのか』と聞かれることもあるが、誰でも気軽に来店してほしい。ディナーは価格をリーズナブルにし、ダイニングバーのように利用できるようにした」と話す。
営業時間は、朝食=6時30分~9時、ランチ=11時30分~14時30分(土曜・日曜・祝日は15時まで)、ディナー=17時~22時。ディナーは日曜定休。