
八戸の夏を彩る野外音楽フェス「南郷サマージャズフェスティバル」のキックオフイベントが4月19日、ジャズの館南郷(八戸市南郷中野)で開かれる。
毎年7月、南郷カッコーの森エコーランド(同)を会場に約2000人の観客でにぎわう同フェス。旧南郷村が地域振興を目的に取り組み、2005(平成17)年に八戸市と合併した後も市民で組織する実行委員会が継続して開催している。33回目を迎える今年は、「八戸市合併20周年南郷サマージャズフェスティバル」として7月26日に開かれる。
キックオフイベントでは、ラテン系ジャズビッグバンド「熱帯JAZZ楽団」リーダーでパーカッション奏者のカルロス菅野さん、ロックバンド「androp」ボーカル・ギターで八戸出身の内澤崇仁さん、同フェス実行委員会の壬生八十博(やそひろ)会長が登壇し、今年のフェスの見どころを紹介する。内澤さんによる歌の披露も予定する。
実行委員会で広報部会長を担当する二ツ森護真さんは「30年にわたりラテンジャズを世界に届け続けたカルロスさんの話を聞ける貴重な機会になる。ジャズミュージシャンが一堂に会する南郷ジャズで、ロックという異色のジャンルから出演する内澤さんがどんなステージに登場するのかをいち早くお知らせする。来場してほしい」と話す。
14時30分開演。入場無料。事前申込制で、Peatixで受け付ける。先着50人。