
八戸駅西地区の複合商業施設「エルロン・ウエスト・ビレッジ」(八戸市尻内町)の開業1周年を祝うイベントが5月5日、行われた。
昨年5月5日に開業し、これまでに約4万人が訪れた同施設。メインテナントの「バウンシー・トランポリンパーク」は、週末を中心ににぎわいを見せる。
1周年を記念したイベントでは、破天荒なパフォーマンスで知られるゆるキャラの「ちぃたん」が新曲「屁凸(へとつ)」を披露したほか、じゃんけん大会を行った。子どもたちは、グーとパーしか出せないちぃたんに挑み、勝った子どもにはオリジナルのキーホルダーが進呈された。トランポリンパフォーマーンスチームEIN(エイン)や、弘前大学の学生による大道芸サークルMocha(モチャ)よるパフォーマンスも行われ、盛り上がりを見せた。
同時開催された「第4回八戸フェスティバル」では、地震体験車やパトカー、トイレカーなどの展示、八戸で活動するアイスホッケーチーム「東北フリーブレイズ」の選手によるホッケー体験が行われた。
同施設を運営する北辰工業は3月、施設内で飲食を楽しんでもらおうと、パンとアイスを組み合わせた「アイスパン」を提供する店「ぱないす」をオープンさせた。社長の田島理成さんは「八戸の地酒『陸奥八仙』の酒かすを使ったジェラートが特にお薦め。今後は季節に合わせた新メニューも提供していきたい」と力を込める。「開業から1年たち、スタッフも業務に慣れてきた。イベントにもたくさんの人が来場し、自分たちがやってきたことが間違いではなかったのだと感じ、うれしく思う」とも。
バウンシー・トランポリンパークの院去公紀店長は「来場した皆さんのおかげで幸せな1年だった。これからも今までにない新しいことや楽しいことを企画していきたい」と話す。