
八戸を代表する市民吹奏楽団「八戸ウインドアンサンブル」の定期演奏会が6月1日、SGグループホールはちのへ(八戸市公会堂、八戸市内丸1)大ホールで開催される。
36回目となる今回は、3部構成のプログラムで吹奏楽の定番曲やアニメの主題歌などを演奏する。指揮は、八戸で長年吹奏楽の指導に取り組む佐藤憲一さんが務める。
「星々のメロディが奏でる旅路」と題して行うメインプログラムは、鍵盤打楽器や管楽器が童謡「きらきらぼし」のメロディーを重なり合うように演奏する「キラキラ星変奏曲」、「宇宙戦艦ヤマト」をはじめとした宇宙を舞台にしたアニメ作品のテーマ曲をメドレーで演奏する「ジャパニーズ・グラフィティXII」などを演奏する。メドレーの中には「銀河鉄道999(スリーナイン)」のテレビ版と劇場版のテーマ曲を演奏する場面もあり、聞き比べが楽しめるという。
このほか、過去の吹奏楽コンクールの課題曲から「風紋」「天国の島」、ジョン・F・ケネディ暗殺事件をテーマにした「Crossfire November 22」、変拍子を多用した吹奏楽編成の楽曲を多く発表したことで知られる音楽家アルフレッド・リードさん(故人)の「アルメニアン・ダンス・パート2」なども演奏する。
団長を務める須藤博紀さんは「吹奏楽にかかわらず、音楽は人と人をつなぐものだと考えている。吹奏楽はハードルが低く、すんなり聞いてもらえる演奏形態。いろんなジャンルの曲、思いのある曲を演奏する。楽しみにしてもらえれば」と話す。
16時開演。入場料は、大人=1,000円、高校生以下=500円、未就学児無料。チケットは、同館、八戸ポータルミュージアムはっち、ラピアで取り扱う。