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八戸学院大、ゴルフが心身に与える影響研究へ 市民参加型で実施

参加を呼びかける関係者

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 八戸学院大学(八戸市美保野)が取り組む市民参加型の研究「ゴルフで健康増進プログラム」が8月~10月、八戸カントリークラブ(階上町赤保内)で行われる。

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 同大が日本ゴルフ協会(東京都中央区)、太陽生命少子高齢社会研究所(同)、八戸カントリークラブの協力を得て実施。ゴルフの普及に取り組む同協会のプログラム「JGA WAG スクール」に、骨密度や握力の測定、認知機能検査、採血など同大独自の身体測定を組み合わせる。ゴルフ経験のない45~59歳と60歳以上の市民、それぞれ10人を募集し、週1回ゴルフに取り組むことが心身や認知機能に与える影響を分析する。

 7月11日に開かれた記者発表で同協会ゴルフ振興推進本部の中島和也さんは、記憶力の維持、地域コミュニティーの形成、生涯学習との親和性など、ゴルフの有用性を紹介。「今回の研究によってゴルフが健康に寄与し、医療費の削減にもつながれば」と期待を寄せた。

 研究の成果は同大地域連携研究センターの福田弥夫教授が論文にまとめ、発表する。小林眞学長は「研究の結果を社会に還元し、次の取り組みにつなげていきたい」、福田教授は「参加する人には、ゴルフに触れることが健康増進に役立つことを知ってもらえれば」と話す。

 実施日は8月29日~10月31日の金曜。参加費は全10回で8,000円。同大地域連携研究センターのウェブサイトで申し込む。

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