昼は定食店、夜は創作料理を提供する居酒屋として営業する「TOSS(トス)」(八戸市三日町)が10月1日、八戸市中心街にオープンした。
食堂「ちある」(長苗代)を経営する竹内あゆ美さんが出店。店舗面積は約14坪。席数は、テーブル席やカウンター席など合わせて28席。店名の「TOSS」は、「あえる」を意味する英単語に、「会える」の響きを重ねた。八戸に定食屋を増やそうと、「ちある」の営業を従業員に任せ、出店したという。料理は飲食店「暖だん」(鷹匠小路)を経営する夫の広貴さんからアドバイスを受け、腕を磨いた。
昼に提供するメニューであゆ美さんのお薦めは、豚の背脂で味付けした野菜炒めをメインにした「背油野菜炒め定食」と、鶏むね肉や季節の野菜を素揚げし黒酢あんで仕上げた「鶏肉と野菜の黒酢あん定食」。「黒酢あん定食は女性に人気」とあゆ美さん。今後は「ちある」の人気メニュー「鶏むね肉の黒胡椒ダレ定食」を週替わりメニューの一つに加える予定。定食は全て1,100円で、メイン料理の量を半分にしたハーフサイズは770円。おかずは単品やテイクアウトでも販売する。
夜のレギュラーメニューは「生ハムとフルーツのサラダ」(1,000円)、「牡蠣(かき)と長ネギのレモンバター炒め」(950円)など。その日の入荷状況によって、刺し身や肉料理など「本日のおすすめ」も用意する。
あゆ美さんは「昼は定食でおなかを満たしてもらえれば。夜は一品料理とお酒を楽しめるので、気軽に来てほしい」と話す。
営業時間は、11時~14時、17時30分~23時。休業日はインスタグラムで知らせる。