「八戸ふるさと検定」初級試験の申し込み受け付けが5月28日、始まった。
八戸市市制80周年を記念して始まり、八戸市の歴史や文化への知識を問う同検定は今年で6回目。昨年の受験状況は、初級=受験者86人・合格者78人(合格率91%)、中級=同46人・同15人(同33%)、上級=同32人・同1人(同3%)。上級試験はかなりの「狭き門」となっている。
今回、申し込みが始まった初級試験は同検定の登竜門。中級・上級試験はそれぞれ下位の試験の合格者でなければ受験できない。初級は全て三択問題で70点以上が合格。中級以上は記述問題もあり、中級が70点、上級は80点以上が合格となる。
同検定窓口の八戸観光コンベンション協会(八戸市内丸1)の庭田あさぎさんは「検定の勉強を通じて八戸の歴史に興味を持ち、実際に初めて史跡などを訪れてみたという人も多い。試験の過程も楽しみながら受験してほしい」と呼び掛ける。
公式テキストの「南部寺子屋『はちのへ塾』八戸ふるさと検定」(2,160円)、「『八戸写真帖』明治・大正・昭和・平成」(1,080円)は青森県内の主要書店で販売している。過去問題集(500円、検定合格者は300円)は同協会のみで取り扱う。
初級の申し込みの締め切りは7月1日で、試験日は同6日。中級の試験日は9月7日。上級は秋に予定している。受験料は、一般=3,000円、高校生以下=1,500円。