100年先に残したい五戸町の風景を考える「里地里山未来トーク」が1月24日、倉石コミュニティセンター(五戸町倉石)で開催された。
五戸町で中高生向けのユースセンター事業や学校教育支援事業を展開する団体「わのまち」が主催。同町の里地・里山の資源を次世代に残すための方策を市民に考えてもらおうと企画した。北里大学獣医学部(十和田市東二十三番町)グリーン環境創成科学科の柿野亘准教授、森林環境教育や林業の普及に取り組む「SUSANO’S WOOD(すさのおウッド)」代表で木育インストラクターの平野賢志さんが講師を務めた。
町内外から20~70代の市民約30人が参加。講師による講演の後に行われたワークショップでは、講師が思う里地里山の活用方法のアイデアをボードに貼り出し、参加者がそれぞれのアイデアに付箋紙で「いいね」を付けた。その後、「いいね」を付けた項目ごとにグループに分かれてディスカッションを行い「獣害に対する対策とジビエとしての活用」「五戸町桜沼付近のビオトープ(生物生息空間)を生かした交流施設や学習体験」などのアイデアを発表。参加者は興味深そうに聞き入っていた。
「わのまち」代表の木村優哉さんは「五戸町という場所をフィールドにして、森や自然環境についての課題を共有したり、どんなことをやって行けそうかを協議したりした。具体的な構想も出て、自然と人の関わりをどうしていくのかを、次回につなげていきたい」と話す。ワークショップで出たアイデアの実現化や、昨年好評だった「里山ネイチャーキャンプ」なども活動の視野に入れており、今後SNSなどで発信していくという。