八戸市小中野に12月14日、ギャラリー&カフェ「saul branche shincho(そーるぶらんち しんちょう)」(八戸市小中野8)がオープンした。
「Exhibition do YAM トルホヴォッコ展」を開催中
同店は1階がカフェ、2階がカフェとギャラリーになっており、カフェスペースには16席を用意。元旅館をリノベーションした店内は元の建物の面影を残しつつ白を基調とした内装で、木をふんだんに使った家具やまきストーブなどを置くなどして、どこか懐かしく落ち着く空間に仕上げた。
オーナーの吉川拓志さんは市内中心部で飲食店「そーるぶらんちカフェ」を経営。吉川さんの奥さんの先代が日本料理店「おきな」を営んでいた場所を「何かに活用できないか」と、吉川さんやアーティストのYAMさんが約5年かけてリノベーションしてオープンにこぎ着けた。
フードメニューはサンドイッチ、パスタ(以上750円)、ケーキ(500円)、スコーン(400円)など。ドリンクメニューはコーヒー(300円~)、カフェオレ(400円~)、ホワイトティー(500円)など。
ギャラリーでは現在、同店スタッフでもあるアーティスト・YAMさんの絵画展「Exhibition do YAM トルホヴォッコ展」を1月末までを開催。今後も、八戸の作家やオーナーらと縁のある作家の作品を展示する予定。ライブやイベントも企画していくという。
吉川さんは「ギャラリーとして絵を見ることができ、コーヒーなどを飲みながらゆっくりできる空間を作りたかった。旅館として営業していたころを知っている近所の人もたくさん来てくれてうれしい」と話す。
カフェでくつろいでいた夫婦は「昔から知っていたこの建物が、こんなにすてきな空間に生まれ変わりびっくりしている。小中野にこのような店がもっとできればいいのに」と話していた。
営業時間は14時~20時(日曜・祝日は12時~18時)。