JR八戸駅(八戸市一番町1)駅周辺で8月20日・21日、「ナニャドヤラ廻道(かいどう)ふるさとフェスタ2016」が開かれた。
青森県南地方8町村の魅力を一堂に集めた同イベントは今年で25回目。会場では、地元のアーティストや芸能団体が出場し、地元エコアイドル「アースガールズ」は、歌やダンスに加えメンバーが「八戸の好きなところ」を紹介し地域の魅力をPRした。
食のブースコーナーでは青森県南地域の各町村の特産品を使った料理に行列ができるなどにぎわいを見せた。参加町村の海・山の幸を使ったふるさとの味を集めた「南部の食文化満喫」コーナーでは、五戸町の「馬肉鍋」、階上町の「ウニごはん」が特に人気を集めていた。
「魅惑の特産品・物産品販売」コーナーでは、三戸町のせんべいを使った「せんべいアイス」が人気を集めていた。南部せんべい2枚でバニラ、ストロベリーなどのアイスを挟んだもので、アイスの冷たさとせんべいのモチモチとした食感が特長。
同イベント実行委員長の田村哲章さんは「主に食とステージを中心として、ふるさと南部を一堂に楽しんでいただけるよう企画した。初日は天気にも恵まれて、とてもいいイベントになった。2日目は台風の影響で雨だったが、イベント内容に変更なく雨にも負けず頑張った」と振り返る。「来年も8月第3週の週末にフェスタを開催したい」と意欲を見せる。