八戸の八食センター(八戸市河原木、TEL 0178-28-9311)で8月26日から、フェルトアート作家中山みどりさんの作品を集めた「中山みどりフェルトアート展」が開かれている。
中山さんは2000年に武蔵野美術大学日本学科を卒業。翌年から羊毛を素材にした制作活動を始める。独自の技法で羊毛フェルトアートの道を切り開いた、羊毛フェルトアートの第一人者。羊毛と針1本で作る動物のフェルトアートは、愛くるしい表情と相まって本物の動物がいるかのようなリアル感がある。
同展では、中山さんの作品約200点を展示。子犬や猫の作品がおもちゃで遊んだり仲間とたわむれたりするなど生き生きとしたポーズで展示されている。
中山さんは「針1本で羊毛から作るフェルトアートは、リアルで表情豊かに創り出している。みなさんのペットや、身近にいる犬、猫に重ね合わせてご覧ください」と話す。
同展を担当する八食センター事務局の清川貴迪(たかみち)さんは「動物への愛から生まれた、フェルトアートのぬくもりあふれる世界をお楽しみいただけたら」と来場を呼び掛ける。
開催時間は9時30分~17時(最終日は16時まで)。水曜休館。入場料は、一般=700円、高校生・大学生=500円、中学生以下無料。9月19日まで。