十和田市現代美術館前アート広場でアートイルミ 今年は積雪対策も

十和田市現代美術館前アート広場のイルミネーション

十和田市現代美術館前アート広場のイルミネーション

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 十和田市現代美術館(十和田市西二番町)前アート広場で12月2日、30万個の青色LEDを使った「アーツ・トワダ ウィンターイルミネーション2016」が始まった。

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 同イベントは2010年、東北新幹線七戸十和田駅の開業イベントとして初開催。広場には草間彌生さんの「愛はとこしえ十和田でうたう」やインゲス・イデーさんの「ゴースト」、エルヴィン・ヴルムさんの「ファット・ハウス」などのアート作品が並ぶ。

 イベントでは同広場に30万個の青色LEDを設置し、暗闇の中に青く光るじゅうたんが敷き詰められているような空間を演出する。アート作品も青い光に照らされ昼間とは一味違った表情を見せる。

 今年は雪が降ったときの対策としてLEDを高い位置に設置。くいを打ち込み、ワイヤーを張り、その上にLEDを設置した。通常2週間かかる準備作業が今年は1カ月かかったが、その分、降雪の影響を受けにくくイベント期間も長くなった。

 イベントを担当する十和田市観光推進課の長畑航さんは「正月や成人式で帰省された方も楽しんでいただけるように今年は期間を延長して実施する。LEDに高さをつけ、積雪対策も行ったので、雪が降っても楽しめようになった」と来場を呼び掛ける。

 12月2日の点灯式には、大勢のカップルや家族連れが訪れ写真を撮るなどして思い思いの時間を過ごしていた。

 来場者の一人は「こんなに広範囲のイルミネーションは、この辺ではめったにない。色を青に統一していて、膝上くらいの高さで一面に広がるLEDは、遠くから見ると光の中に人が浮いているようでとても幻想的」と興奮気味に話していた。

 点灯時間は16時30分~21時。入場無料。来年1月9日まで。

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