八戸のレストランがサバ・イワシパテの新商品 地元で水揚げされた魚を材料に

「Bar Saude」の上野さんとパテ

「Bar Saude」の上野さんとパテ

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 八戸のポルトガル料理店「Bar Saude(バール サウーヂ)」(八戸市内丸、TEL 0178-38-9019)が12月12日、添加物不使用のパテ「手造(づく)りサバパテ」「手造りイワシパテ」の販売を始めた。

サバ・イワシパテの調理例

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 同パテは八戸で水揚げされたサバとイワシを使い添加物は使わず常温で保存可能なレトルト食品。同市内のオフィス街に位置する同店はディナータイムには会社帰りのOLやサラリーマンでにぎわい、中でもパテは同店の名物料理として常連客を中心に親しまれている。

 2年前に同店の上野佑子さんに子どもが生まれ、離乳食が終わったころにパンしか食べない時期があり、栄養面が心配になっていたときにイワシの缶詰をパンに塗って食べさせたら喜んで食べたことが商品開発のきっかけになったという。レトルト食品としたことで、名物料理を店内だけではなく家庭でも楽しめるようになった。

 上野さんは「商品は食べやすいことと1回で食べきれるサイズにすることを工夫した。ワインにも合うし、クリスマスにもピッタリ。将来的には八戸市民はパンに魚を塗って食べる文化が広まったら面白い」と期待を寄せる。

 内容量は1パック45グラム。3パックセットで824円。同店で扱う。営業時間は、ランチタイム=11時30分~14時30分、ディナータイム=17時30分~23時30分。月曜定休。

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