八戸市文化教養センター「南部会館」(八戸市内丸3)で12月25日、「門松作り体験」が行われ、参加者が本格的な門松を製作した。
同体験会は、お正月を本格的な門松で迎えてもらうと同会館が企画し、25人が参加した。
門松作りは、コモをまいた缶に砂を詰め基礎となる部分を作り周囲に竹や松の葉を固定。梅の花や恵比寿、タイなどのおめでたい装飾を施し、1時間30分程度で膝ほどの高さの本格的な門松を完成させた。完成した門松は屋外にも設置できる仕様になっているため、参加者のほとんどは玄関先に飾る予定という。
門松完成後、参加者は門松を持ち、集合写真を撮るなどして交流を深めていた。
同会館スタッフの笠原八十三(やそみ)さんは「参加者が一生懸命取り組み、見本よりも良いものを完成させたので良かった。来年は、南部会館にますます多くの人たちが来るように、健康に気をつけ頑張っていきたい。今日参加した皆さんに、来年も門松づくりで会うことができたらうれしい」と話す。
参加した市内在住の女性は「友人に誘われて参加した。繊細な作業が多かったが、スタッフの皆さんのサポートもあって完成させることができた。玄関先に飾る」とうれしそうに話した。