
八戸の沼館緑地公園(八戸市沼館4)で1月14日、同公園対岸の大平洋金属(河原木)の建屋や煙突から出る煙(水蒸気)に光を当てるアートイベント「虹色の狼煙(のろし)」が開かれる。
同イベントは、八戸市が主催し「地域の工場を学び、その価値を再発見し発信していく」プロジェクト「八戸工場大学」が企画するもの。
イベント主会場の沼館緑地公園はショッピングセンターや大型の郊外型店舗が立ち並ぶ地域にあり、近隣に工業地帯もあることから気軽な「工場鑑賞スポット」としても人気がある。
イベントでは、美術家・写真家の東京芸術大学美術学部の佐藤時啓教授がプロデュースし、クリエーターでコールマイン研究室を主宰する菊地拓児さんをアドバイザーに迎え、同地域で稼働して今年60周年となる大平洋金属に文字通りスポットを当てる。
イベントは、1回15分程度で、工場の煙突から出る煙(水蒸気)に色とりどりの光を当てたり、建屋に同工場や八戸の工場地帯にまつわるメッセージを投影したりする。
会場ではマスキングテープやカレンダー・ポストカードなどのオリジナルグッズや、甘酒やコーヒーなどのドリンク類も販売する。
同イベントを担当する、八戸市まちづくり文化推進室芸術環境創造専門員の大澤苑美さんは「現役で稼働中の工場とコラボレーションしてのアートイベントは全国的にも珍しいのではないか。行政・市民・工場それぞれが良好に連携・協力して実現できるイベント。アートイベントをきっかけに、工場や自分が住んでいる地域のことをもっと知り、魅力を再発見してほしい」と話す。
ライトアップ時間は16時30分~18時30分。メッセージ上映は17時、17時20分、17時40分、18時。入場無料。
関連イベントで同日に屋形船ツアー「虹色の狼煙を海から見る」(八戸酒造前待合所発着)を開催。大人(中学生以上)=3,000円、3歳~小学校6年生=1,500円、3歳未満無料。1月15日に八戸市美術館で佐藤さんと菊地さんのアーティストトーク「虹色の狼煙に込められた思い」も開かれる。13時~14時。入場無料。